太平洋に位置する、中華民国台湾の国交樹立国、パラオのスランゲル・S・ウィップス・ジュニア・大統領が5日夜に代表団を率いて台湾を訪問している。ウィップス大統領は、10日に行われる中華民国の建国記念日の祝賀式典にも出席する。(写真:総統府の張惇涵・報道官のフェイスブックページより)
太平洋に位置する、中華民国台湾の国交樹立国、パラオのスランゲル・S・ウィップス・ジュニア・大統領が5日夜に代表団を率いて台湾を訪問しています。ウィップス大統領は、10日に行われる中華民国の建国記念日の祝賀式典に出席します。
総統府の張惇涵・報道官によりますと、蔡英文・総統は6日午前、盛大な栄誉礼を行い、代表団一行を歓迎します。双方は、両国が共に関心を寄せている議題について会談を行い、幅広く意見交換する予定です。
6日正午、蔡・総統は、総統府で宴会を開いて一行を歓待します。ウィップス大統領は、7日に行われる「玉山論壇(玉山フォーラム、2022 Yushan Forum)」に出席し、基調講演を行います。
中華民国台湾は1999年、パラオと外交関係を結びました。それ以来、両国は公衆衛生、文化、スポーツ、農業と漁業、観光、災害の防止、司法などの分野で協力関係を強化しています。
ウィップス大統領は、長きにわたり、国際の場で台湾の国際参与のために声をあげており、国連総会などの重要な国際会合で台湾による世界保健機関(WHO)の年次総会である、世界保健総会(WHA)などの国際組織に参加を支持する態度を表明しました。
ソース:RTI
編集:王淑卿
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