ポイントは「台湾カラー」、周裕穎氏デザインの双十国慶節コスチューム

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民国111年(2022年)の双十国慶節が間もなくやって来る。中華文化総会は今年、台湾で初めてニューヨーク・ファッション・ウィークに参加したデザイナーの周裕穎(ジャスティン・チョウ)氏に双十国慶節祝賀大会案内係のスタッフのコスチュームのデザインを依頼。新たなコスチュームが3日、正式にお披露目された。「台湾カラー」にあふれ、柔らかでいて力強さがあり、新鮮さと躍動感という3つがデザインのポイントとなっている。(写真:RTI)

民国111年(2022年)の双十国慶節が間もなくやって来る。中華文化総会は今年、台湾で初めてニューヨーク・ファッション・ウィークに参加したデザイナーの周裕穎(ジャスティン・チョウ)氏に双十国慶節祝賀大会案内係のスタッフのコスチュームのデザインを依頼。新たなコスチュームが3日、正式にお披露目された。「台湾カラー」にあふれ、柔らかでいて力強さがあり、新鮮さと躍動感という3つがデザインのポイントとなっている。

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最新デザインの双十国慶節祝賀大会案内係のコスチュームを身にまとい、銘傳大学の親善サービスチームが華麗に登場しました。

中華文化総会は今年、デザイナーの周裕穎(ジャスティン・チョウ)氏に祝賀大会案内係のコスチュームのデザインを依頼。これまで多かった荘厳なダークカラーをメインとしたコスチュームとは異なり、白を基調とし、テーマ生地として、ヤマザクラのピンク、タイワンゴシキドリの紫と青、そして台湾ウンピョウの要素を組み合わせ、「台湾カラー」と台湾の多様性を表現しています。

中華文化総会の李厚慶・秘書長

「周裕穎(ジャスティン・チョウ)先生が、過去に観察してきた台湾の様々な動物や植物、色彩を通し、また今回のテーマである『国土と国家を守る、あなたも私も』のビジョンの全体像に呼応して、このようなコスチュームを作ってくれた」

デザイナーの周裕穎(ジャスティン・チョウ)氏

「今回、私がかなり大胆に打ち破ったものは、彼女たちの肩の部分を少し出してみたことだ。こうすることによって肩が動かしやすいだけでなく、若者の活力やはつらつとしたエネルギーを表現できればと考えた。そして、このコスチュームには両サイドにポケットがある。彼女たちが自身のスマートフォンなどちょっとしたものを入れることができ、みんなと共に素晴らしいひと時を記録することができるようにした」

周裕穎(ジャスティン・チョウ)氏は、柔らかな洋装と、かっちりとしたラインや裁断のディテールを融合させ、袖とスカート部分にも台湾の精神である団結と決意を表現していると語りました。

銘傳大学の親善サービスチームは毎年、国慶節セレモニーで来賓の案内を行っていて、チームのメンバーは皆、このデザインはとても着やすく、見栄えもしてとても好きだと好評です。

周欣頤さん

「このスカートのデザインが結構気に入っている。台湾ウンピョウと五色鳥をテーマにしていて、私はこれがかなり好きだ」

林嵩澤さん

「伝統的なネクタイとは違い、今回の周裕穎(ジャスティン・チョウ)氏のデザインは、ワンタッチ型のネクタイで、私たちのバイタリティや活気を表すことができる」

中華文化総会は、双十国慶節祝賀大会案内係のスタッフは、セレモニーにおいて非常に重要な役割を果たす。台湾のデザイン力を結集し、各学校の案内係スタッフがサービスと同時に、全国の人に、台湾のデザイン美学を発信していくことができるとしています。

ソース:RTI
編集:王淑卿
ソース:RTI