蔡英文・総統が会長を兼務する中華文化総会が2023年双十国慶節に向け動画を公開（写真：中華文化総会）
蔡英文・総統は5日、自身のフェイスブックで、およそ1分40秒に渡る今年の中華民国双十国慶節の動画をシェアしました。この動画では、様々な音によって、台湾社会の多様性が描かれています。
蔡・総統は「これまであなたを、幸せな気持ちにさせた音、静かな気持ちにさせた音、光栄な気持ちにさせた音、孤独でないんだと感じさせた音はありましたか」と問いかけました。
蔡・総統はそして、台湾という土地には、たくさんの異なる音がある。台湾の民主主義、自由と多様性、包容力が、我々に様々な音を聞かせてくれると共に、我々は自らの声を自由に発することができると強調しました。
蔡・総統は、「食堂で聞こえるテレビニュース、金メダルをとって表彰式で流れる中華民国国旗歌、新住民と呼ばれる移住者の人たちの母語でのおしゃべり、選挙カーが街頭で連呼するスローガン、公園でのお年寄り達のダンス、ともすれば平凡な音が、我々の過去を記録し、未来へと導いていく。皆の心に、台湾を代表する音がきっとあるだろう」と延べ、一緒に台湾の音を危機、音によって我々の台湾の記憶を呼び起こそうと呼びかけました。
（編集：駒田英/本村大資）
ソース：RTI
編集：本村 大資
ソース：RTI
