台湾に友好的なカナダ超党派議員が10/9訪台、双十国慶節祝賀大会に出席

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カナダの超党派議員団が9日より台湾を訪問。一行は双十国慶節祝賀イベントに出席する予定である。 (写真:「X」twitter.com/SenMacDonald))

カナダの超党派議員連盟「カナダ・台湾国会議員友好協会(Canada-Taiwan Parliamentary Friendship Group)」の共同議長である、マイケル・マクドナルド(Michael MacDonald)上院議員が9日、訪問団を率いて台湾に到着しました。一行は双十国慶節祝賀イベントに出席する予定です。

 

総統府の林聿禪‧報道官は、総統府は心から歓迎と感謝の意を表するほか、蔡英文‧総統は13日に訪問団の表敬訪問を受け、台湾とカナダの友好関係の強化と台湾海峡の安全保障について意見交換を行う予定だ。今回の訪問を通じて、台湾とカナダは各領域での協力をさらに促進していくことを期待していると述べました。

 

林聿禪‧報道官によりますと、今回、訪問団のメンバーには、マクドナルド氏のほか、連邦上院議員のレオニダス・ホウサコス(Leonidas Housakos)氏、ピエール・ダルフォン(Pierre Dalphond) 氏、デビッド・リチャーズ(David Richards) 氏、マリロウ・マクヘドラン(Marilou McPhedran) 氏が含まれています。

合わせて5人の超党派国会議員がそれぞれ、「外交及び国際貿易委員会」、「交通及び情報通信委員会」、「司法委員会」、「国家安全‧国防及び退役軍人委員会」、「社会及び科学技術委員会」、「漁業及び海洋委員会」などの重要な委員を務めているため、台湾への重視と支持を十分に示しているものだとしています。

 

林聿禪‧報道官はさらに、カナダの国会議員が訪問団を組織して台湾を訪問するのは今年で3回目だ。これまで、訪問団のメンバーは何度も、発言、質問、書簡、連署への署名、SNSなど多様なチャンネルを通じて台湾を支持してきた。台湾とカナダの議会も緊密かつ実質的な交流を行っており、ここ数年、各協定の締結によって双方の友好関係をさらに深化させている。今回の訪問を通じて、双方は共に、インド太平洋地域の平和と世界の経済・貿易発展のための民主主義パートナーシップに貢献できるよう協力していきたいと述べました。

(編集:許芳瑋/本村大資/王淑卿)

ソース:RTI
編集:許 芳瑋
ソース:RTI